ダライラマ14世(中国滞在記)

【張将軍と中国代表団】

ダライラマ14世「今日から中国の代表団が来る・・・・緊張するなぁ・・・・」

ダライラマ14世「でも彼らも人の子であるのは違いないんだ!!!話せばわかるはず!!」

中国代表団代表張将軍「ダライラマ14世。あなたは十七条協定について聞いてるか??」

ダライラマ14世「はい(非協力的な感じを出しておいたほうがいいだろう・・)」

張将軍「よろしい」

張将軍「別に我々はチベットを侵略しに来たわけではない。真摯に友情を抱いてやってきたのだ」

張将軍「だから、我々を裏切ればどうなるかわかりますよね?」

ダライラマ14世「(亡命をしないよう脅してきたな。。)   わかってますよ(#^.^#)仲良くしましょう!!!」

張将軍「よろしい(#^.^#) ところでいつラサに帰るのかね?」

ダライラマ14世「そのうち・・(一緒にラサに帰ることでラサ市民に中国に対していい印象を与える魂胆だな・・そうはさせないぞ・・!)」

1951年7月16日張将軍を筆頭に中国の代表団がトロモに到着しました。到着した張将軍は即座にダライラマ14世と対談します。張将軍の第一声はチベット十七か条について聞いたかどうかを尋ね、亡命をしないように釘を刺しました。また、ダライラマと同じタイミングでラサに帰還できるよう、執拗にラサへの帰還の日時を尋ねた僧です。しかし、結果として、ダライラマは張将軍と2日違いでラサに入ることに成功します。ダライラマ14世は久しぶりにラサに帰ってきました。

【悪化するチベット内政と辞任した両首相】

(チベット政府にはダライラマの下に二人の首相が存在しました。彼らはダライラマ14世の代わりに頻繁に張将軍と対談していました。その両首相の一人がルカンワです。彼は歳の割に思ったことを率直に言う人物でした。)

張将軍「どうやらラサで俺のことをバカにするような歌が流行ってるらしい<(`^´)> 許せん止めさせろ!!」

ルカンワ「無りぽwwwwwww」

張将軍「イラっ。と、ところで君はお茶をどのくらいのむのかね?」

ルカンワ「お茶の質によりますなwwwwwwwww」

ダライラマ14世「( ゚艸゚)・;’.、ブッ」

張将軍「\\\\٩(๑`^´๑)۶//// 激おこプンプン丸!」

張将軍「もう怒った!チベット軍隊を人民解放軍に吸収する!!」

ダライラマ14世「それはダメだろ!?( ゚Д゚) ってルカンワ??」

ルカンワ「・・・・許せぬ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ルカンワ「十七協定は中国によって度々破られている!!!チベット軍が中国軍に従うなど論外だ!!!!<(`^´)><(`^´)>」

張将軍「その場合、チベット国旗を中国国旗と取り換えるだけのことだ」

ルカンワ「あ?そんなことをしてみろ。困るのは貴様のほうだろ!!そもそも中国とチベットが友好関係を結ぶなど奇怪至極なんだ!!!」

張将軍「\\٩(๑`ȏ´๑)۶// 激オコ!」席を立って無言ででていく

ダライラマ「やってしまったな・・・」

後日

張将軍「あの首相たちはだめだ。クビにしろ・・・・」

ダライラマ「ハイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ダライラマ「すまない国を思ってるお前たちを守るためにも、将軍のいうことを聞くしかなかった・・(ToT)/~~~」

両首相「わかってます(ToT)/~~~」

張将軍たち代表団の到着以降、たくさんの人民解放軍がラサに到着し、深刻な食糧難が発生する、人民解放軍が僧を軽率に扱う、など様々な問題が起こってきました。また、十七か条も中国によって徐々に破られていきました。同時にチベット国民による張将軍、中国に対する嫌悪感は高まっていきます。そんなある日、首相のルカンワと張首相の間で口論が起こります。ルカンワは張将軍に言いたいことを全部言ってしまい、張将軍の怒りを買い、両首相は解雇させられしまいました。

【中国からの誘い】

張将軍「中国はいいところだぞ(*´ω`*)」

張将軍「共産主義国家だから国民みんなが平等なんだ(*´ω`*)」

張将軍「ダライラマ、お前、中国行って来いよ??なっ???」

ダライラマ「いいですよ!(これは中国を知るいいチャンスかもしれないな・・)」

チベット国民「いかないでください(ToT)/~~~」

中国側はダライラマに中国がいかに偉大な国かを目で確かめるようにいってきました。これをチャンスだと考えたダライラマは中国に行くことを決意します。しかし、これはダライラマがチベットに戻ってこれない可能性もある危険な行為でした。そのため、多くのチベット人はこれに反対しました。

【ダライラマ 北京に到着する】

(北京に到着したダライラマ。そこではたくさんの人たちがダライラマ達一行を歓迎してくれていた)

北京人「ダライラマ万歳!!!!!!!万歳!!!!!!!!!!!万歳!!!!!!!!!!!!!!」

ダライラマ「ほぇ~( ゚Д゚)なんかめっちゃ歓迎してくれてる!!!!」

ダライラマの部下「歓迎するように命令されているのですよ。ここは共産主義国家・・忘れないでください」

ダライラマ「なんだそうなのか・・・・・ん?」

周恩来首相「初めまして!お待ちしておりました。ダライラマ14世。」

ダライラマ「(この人が中国の首相か!!!)初めまして!歓迎ありがとうございます!」

周恩来「あなたには中国の良さを思う存分知ってほしい!好きなだけ滞在していってください!( ^^) _旦~~ この私の部下のプンツォ・ワンギャルというチベット人があなたの世話をします」

ダライラマ「ありがとうございます! プンツォよろしく!」

プンツォ「立派な青年になったあなたが、今こうしてここに私とおられるとは(ToT)/~~~」

チベットのラサから歩き、馬、車、汽車と乗り換えていって数日後、北京にダライラマ一行は到着します。北京に着くと、周恩来と朱徳副主席が出迎えに来ており、ダライラマは北京の市民から大歓迎を受けます。そして、プンツォ・ワンギャルという男がダライラマと同行することになりました。彼は昔ノルプリンカの公開謁見式で王座に座るダライラマを見かけたことがあり、出会ったとたんおいおいと泣き出しました。この男とダライラマは大の仲良しとなり、子供のころのチベットの話やチベットの将来、について語りあいました。彼は熱烈な共産主義者だが、物静かで思慮深く、チベットの思いは本物で、彼と話している時間はとても楽しかったと述べています。彼はのちに行われる毛沢東との会談などの通訳を任されます。

【毛沢東と対談】

(到着した翌日ダライラマ14世は初めて毛沢東と会う)

毛沢東「会えてうれしいよ!ダライラマ14世」(握手をする)

ダライラマ「こちらこそ!(握手をしただけでわかる・・すごい吸引力だ・・・雰囲気もすごく友好的で、チベットにあんな残酷なことをする首謀者だとは思えない・・・)」

毛沢東「十七か条は時期尚早だったかもしれないな。チベット自治区に関する準備委員会をあなた主体で作ってみたらどうだろう!!チベットの改革はチベット人主体でチベットのペースでやっていけばいいと私は思っているよ!」

ダライラマ「私もその通りだと思います!(思っていた人物像とは真逆ですごくもののわかる人だなぁ・・)」

毛沢東「チベットは偉大な国だ。素晴らしい歴史を有し、昔、中国の大きな部分さえ征服した。しかし、今は歴史から取り残されている。我々はその遅れをとり戻す手伝いをしようとしているのだ。20年もすればそちらのほうが進み、我々を手助けする立場になるだろう」

ダライラマ「ありがとうございます。(もしかしたら本当に中国と協力し合っていけるかもしれないな。そもそも共産主義の考え方は決して悪くはない。人間の存在を物質的側面高家からとらえるのはどうかと思うが・・)」

ダライラマは当時の中華人民共和国主席の毛沢東と北京に10週間滞在している間に十数回会いました。毛沢東に最初にあったときの印象はとても友好的で、チベットを侵略している国の最高責任者とは思えないような物分かりの良さだったとダライラマ本人が伝記で記述しています。ダライラマは中国滞在中、中国との共存、共産主義(マルキシズム)の可能性を考えていたといわれています。

【ダライラマの中国滞在記】

(ダライラマは10週間の滞在の間で数え切れないほどの宴会、政治集会に参加した)

ダライラマ「宴会に並べられた豪勢な料理は本当においしかったけど、100年埋まってたといわれるピータンの味はすさまじかった・・・」

ダライラマ「それと政治集会は暇すぎ・・何時間話すんだよ・・・・・」

(時には毛沢東主席とも会いました。)

ダライラマ「共産主義者の毛沢東が観音菩薩に興味を示したのはびっくりした。まるで宗教に興味を持ったような口ぶりだったなぁ」

(また、毛沢東と会うかたわれら周恩来や劉少奇やたくさんの共産主義者と会いました)

ダライラマ「劉少奇は口数の少ないすごくタフなやつだったな。」

ダライラマ「反対に周恩来は常に笑顔を浮かべていた魅力的で頭の早いやつだった」

ダライラマ「たくさんの共産主義者と話したが、有益な話をたくさんできた」

(中国側は嫌々だったが、中国側の通訳がいることを条件にインドの大使や他の国の外国人とも会いました)

ダライラマ「これは中国が私を外国人と会わしたくないのがよく伝わってきたなぁ(笑)」

(また、最後のほうは中国の各地を旅しました。彼は、そこで中国国民の嘆きの声をたくさん聴きます)

(こうして、彼の中国滞在は終わりが近づいてきました)

【最後の毛沢東との対談 裏切り】

(チベットに帰還する前日、ダライラマは劉少奇が議長をしている常務委員会に参加していた。すると、突然、警備員が飛び込んできて、毛沢東が最後にダライラマに会いたいといっていることが告げられます)

ダライラマ「なんだなんだ(゚Д゚;) 最後だし挨拶でもしてくれるのだろうか。それにしても突然だなぁ」

(毛沢東の執務室に行くと)

毛沢東「よく来てくれた。これが最後の会見となる。帰国前に、政府に対するいくつかの忠告をしておきたい」

毛沢東「いいか・・・ペラペラペラペラぺラ」(会議や組織をどのように作っていけばいいかを語る)

ダライラマ「いいこと言うなぁ(*´ω`*)メモメモ なんだ最後にアドバイスしてくれるだけか!!」

毛沢東「何か困ったことがあればいつでも私を頼ってくれ!!」

ダライラマ「わかりました」

毛沢東「それと・・・」(体をダライラマにぐっと近づけて)

毛沢東「あなたの態度はとてもいい。だが、宗教は毒だ。第一に人口を減少させる。なぜなら僧侶と尼は独身でなければいけないからだ。第二に宗教は物質的進歩を無視するからだ。」

ダライラマ「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ダライラマ「(あなたは結局ダルマ(法)の破壊者なのですね・・)」

最後に毛沢東から発せられた言葉はダライラマにとって、今まで積み上げてきた毛沢東に対する信頼をすべて崩れさせるような言葉でした。それもそのはずです。彼はチベット仏教のことをわかったフリをしていただけではなく、それを毒だと、チベット仏教最高指導者のダライラマに述べたからです。結局、毛沢東はダライラマを自分の都合のよい傀儡くらいにしか思っていなかったのです。この一言を聞いたダライラマは怒りを抑えきるので精一杯で、毛沢東と会談が終わった後も、驚きと怒りが混乱になったと伝記で述べています。なぜなら、中国はダライラマの中国滞在中のすべての発言から睡眠時間まで記録しているにもかかわらず、その最高指導者は何一つダライラマやチベットのことをわかっていなかったのですから。彼は失意のうちにチベットに帰っていきました。

ダライラマ14世(帰国~亡命)

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