ダライラマ14世(中国の不穏な動き~チベット解放十七か条まで)

【不吉な前兆と侵略】

夜中に連続した爆発音

ダライラマ14世「うわっ!!!なんだなんだ!?」

ダライラマ14世「チベット軍が軍事練習してるのかぁ・・」

ダライラマ14世「ん?でもそれだと、空が赤く輝るのはおかしくね??」

1950年の夏、突然、連続した爆発音が北東のほうから聞こえてきました。最初は、チベット軍の軍事練習だと思ったダライラマ14世ですが、そうではなく、自然現象だということがのちにわかります。原因不明な奇妙な赤い光がチベット中で目撃されましたが、原因は今でもわかっていません。これがダライラマ14世にとって不吉な出来事が起こる前兆のように感じられました。

1950年10月

ドンドンドンドンドンドンドン

チベット農民「う~ん。うるさいなぁ・・」

チベット農民「ってなんだこれはぁああああああああああああああ!?」

中国の人民解放軍8万5千がチベットの領土を侵略し始めます。チベット軍は8500しかおらず勝ち目はありません。

チベット国民「国連に助けを求めたが返事はない・・・」

チベット国民「ダライラマ14世を正式に政権のトップにたてるべきだ!!!!他国に頼らずチベット仏教の底力を見せるのだ!!!!!!!!!!!!」

ダライラマ14世「そんな責任を負うのはまだ若いと思う私は”(-“”-)”」

また、世界中が中国の行動に注目しているにも関わらず、チベットの国連に対する仲裁を求める文章は無視され、16歳のダライラマ14世に政治的トップ(他国でいうなら大統領や総理大臣のポジション)につくよう求める世論が広まりました。しかし、ダライラマ14世は「16歳という歳はあまりにも若すぎる。責任を持てない」という意見を持っていたにかかわらず、相談を受け付けず、政治的トップとしてダライラマ14世が担ぎ上げられることが決まりました。

【兄の訪問】

長男「久しぶりだな・・・・我が弟よ(――〆)」

ダライラマ14世「久しぶりですねお兄さん・・・・(あの元気なお兄さんがこんなにやつれるなんて・・)」

長男「私は・・・中国共産党軍に・・・僧院で一年間軟禁されていた・・・・・」

ダライラマ14世「!?」

長男「彼らは我々チベット人を共産主義思想に洗脳して・・我々を屈服させようとしている・・・」

ダライラマ14世「なんてひどい・・」

長男「私が解放されたのは・・・・弟よ・・お前を説得するように命令されたからだ・・・」

ダライラマ14世「!?」

長男「説得できなければ殺せと言われた・・・」

ダライラマ14世「!?!?!?!?」

長男「しかし、私に弟が殺せるわけがない!!!いや、そもそも仏教徒の我々に殺生をさせるなんてひどすぎる(ToT)/~~~」

長男「頼む!!!!ラサは危険だ!!!逃げてくれ・・!!」

ダライラマ14世「私は中国のことを何も知らなかったんだな・・」

11月、正式にダライラマになるための就任式の前に、生まれ故郷アムド省のクムブムで僧院長をしている長男がダライラマ14世の前に訪れました。長男はひどくやつれていました。それもそのはずで、中国に近いアムド省は中国共産党軍によって、制圧されてしまい、長男は軟禁され、僧院では暴力や共産党思想を埋め込む洗脳教育が共産党員によって、行われていたのです。長男は、ダライラマ14世を説得するか、もしそれができなければ殺すかを共産党軍に命令され、ダライラマ14世のもとに訪れたのです。当然、長男はそんなことができるはずもなく、ダライラマ14世に南に一度逃げて、場合によってはインドへ亡命するように促します。このとき、ダライラマ14世は「自分は中国のことを何も知らなかったのだと実感した」と述べています。

【就任式】

ダライラマ14世「あの占星師腹立つ”(-“”-)” 長時間に及ぶ儀式の途中にトイレ行きたくないから朝ごはん食べたくないって言ったのに、無理やり食べさせられた。おかげで腹痛で死ぬかと思ったわ・・」

ダライラマ14世「そもそも人生で一番大切な日のこの日は占星師と相談して決めるものじゃないのに口出されて腹立ったほんと<(`^´)>」

ダライラマ14世「でも、儀式は壮観だったな。。」

ダライラマ14世「全面戦争に直面するかもしれない国の600万人の国民の指導者に本当になってしまったんだ・・」

ダライラマ14世「プレッシャー半端ない・・・」

ダライラマ14世は就任式の日、占星師の行動に非常に腹を立てていたそうです。しかし、儀式は厳格に行われ、ダライラマ14世は儀式の終わりと同時に自分が、全面戦争に直面するかもしれない一国の最高責任者となったことを実感しました。

【トロモへの避難とチベット解放十七か条協定】

トロモに着いて数か月たったある日

ラジオを聴いていると・・・・・・

中国の放送「今!!!!歴史的瞬間が訪れました!!!!!!!」

中国の放送「チベット政府代表と我々との間に“チベット解放十七か条協定”が結ばれました!!!!!」

中国の放送「我々は同胞のチベット人民を奴隷と苦痛の地獄に陥れた帝国主義侵略勢力を駆逐して、チベットを祖国に復帰させるのです!!!!」

ダライラマ14世「ふぁっ(゚Д゚;)」

ダライラマ14世「チベット政府代表ってどーゆーことやねん!?代理人を確かに中国に送ったけど、決定権を与えてはいないぞ!!!」

ダライラマ14世「彼は中国にハメられたに違いない・・・」

ダライラマ14世「同胞ってどういうこと??チベットは歴史的に中国の一部だったことはないんだけど・・・」

ダライラマ14世「まじでありえない・・・・吐き気がしてきた・・・・・動けない・・・・・・・・・・・・・・」

ラサを抜け出してトロモに到着したダライラマ14世とその一団には次々悪い知らせが入ってきました。その中でもラジオで聞いた“チベット解放十七か条”は耳を疑う内容でした。その中身は簡潔にいうと“チベットを中国が統治する”という内容でした。この放送を聞いてダライラマは怒りとともに吐き気がしたと伝記で述べています。

ダライラマ14世(中国滞在記)

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