ゲルマン人の大移動と中世ヨーロッパの始まり

ゲルマン人の大移動とは・・西ゴート族・ヴァンタル族・フランク族・ブングルド族・アングロサクソン族などのゲルマン人が、フン族の侵入や人口の増加で大移動を開始した出来事のことです。1000年続く中世ヨーロッパの始まりだともいえます

【ゲルマン人大移動の始まり】

西ゴート族A「ふぁっ( ゚Д゚) なんかフン族とかいう蛮族が東ゴート族を征服したらしいで! なんか強いらしいし、どうすればええんや!」

西ゴート族B「たった一つだけ策があるぜ」

西ゴート族A「たった一つだけ??・・それはいったい?」

西ゴート族B「奴らは馬を使う騎馬民族だ。しかもフン(犬という意味)というだけあって嗅ぎまわるのが上手だ。しかし、今は東ゴート族を征服したばかりで疲れている!そこがつけめだ!」

西ゴート族A「そ、それで残った策とは??」

西ゴート族B「こっちも足を使うんだ」

西ゴート族A「足だって!足をどうやって使うんだ!」

西ゴート族B「逃げるんだよォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!スモーキー!!!!!!!」

西ゴート族A「うわぁ!!なんなんだこの男っ!」

375年、ゲルマン人の一族である西ゴート族は東ゴート族を征服したアジア系騎馬民族のフン族の侵入を恐れ大移動を始めます。ゲルマン人大移動の始まりです。

【西ゴート族。建国する】

西ゴート族「そういえば、この川の先はローマ人たちの住処やったなぁ・・でも、まぁいいか!wwww」

ローマ人「おい!なに勝手に入ってきとんねん・・」

西ゴート族「文句いうんか?ええんか?やるんか?俺らもここに住むから!wwww」

ローマ人「うっ・・西ゴート族ごときを止められない俺らはもうだめかもしれん・・」

西ゴート人「あーこの辺も飽きたな。もっと西行ってみるわww」

ローマ人「はい・・(好き勝手荒らしやがって・・)」

西ゴート族はドナウ川を越え、ローマ帝国内に侵入しました。このときまで、ゲルマン人とローマ人はドナウ川・ライン川を挟んで住み分けていましたが、この時のローマ帝国は弱っていて、西ゴート族の侵入を止めることができませんでした。西ゴート族は410年にローマを略奪したあと、418年にはガリア南部のトゥールーズを都にゲルマン人最初の国家を建設します。その後はイベリア半島への攻勢も進めイベリア半島も支配していきます。

【ヴァンダル族の大移動】

406年

ヴァンダル族「フン族が来ただって!?」

ヴァンダル族「・・・・・・・・逃げるんだよぉっ!!!!」

イベリア半島に住み着こうとしたヴァンダル族

ヴァンダル族「西ゴート族強すぎ・・」

ヴァンダル族「・・・・・・・・・・・逃げるんだよぉ(涙)」

ヴァンダル族「お、ここええところやん!北アフリカに住むやでww」

ローマ人「北アフリカはカルタゴのある場所や・・ワイらの食糧庫が・・・・」

次に移動を開始したのはヴァンダル族です。彼らはドイツ・ポーランドの方面に住んでいましたが、同じくフン族の侵入で406年から移動を開始します。最初はイベリア半島に定住するつもりでしたが、さらに西ゴート族に追われて、429年にようやく北アフリカにヴァンダル王国を建国しました。北アフリカにはローマ帝国のカルタゴなど、ローマにとって欠かせない場所でしたが、力の弱ったローマはヴァンダル族の侵入を防げませんでした。

【ブルグンド族の大移動】

ブルグンド族「ヴァンダル族が引っ越しただって!?」

ブルグンド族「俺らも引っ越すおwwwwwwww」

ヴァンダル族が移動した同じころブルグンド族も移動を始めます。ライン川を越えて東ガリア(東フランス)にブルグンド王国を建国します

【アングロサクソン人の大移動】

サクソン人「ひえ~ライン川流域に住むつもりだったけどフランク人強いし戦うの嫌やわ」

サクソン人「なんか、ブリタニア(イギリス)は前までローマ人おったらしいけど、最近撤退したらしいからブリタニア行くでwwww」

ブリタニアに来たサクソン人たち

ブリトン人「ひっ。ローマ軍いなくなったと思ったら、またなんか来たで・・・」

サクソン人「これからここに住むからよろしく!(^^)!ゲス顔」

アングロザクソン人はデンマークのホルシュタイン付近から出発して、最初はライン川河口地域に定住するつもりでしたが、フランク人との衝突が多く、彼らの一部は海を越えて、ブリタニア(イギリス)に進出します。ブリタニアでは前55世紀のカエサルの侵攻以来、ローマの文化が浸透していましたが、三世紀中ごろからローマ帝国の弱体化に伴い、軍が撤退し、一種の真空状態のような状態でした。彼らはそんなブリタニアの先住民ブリトン人を征服して、449年にアングロサクソン国を建国します。

【フランク人の大移動】

フランク人「ワイらも引っ越しするでww」

フランク人「引っ越し言うてもほかのゲルマン人と違ってちょっぴりだけやけどなww」

フランク人「おかげで、人死なないし、ローマの住民も吸収できたわwww」

フランク人はライン川を越えて、481年に西ガリアにフランク王国を建国します。ほかのゲルマン人と違い、数千キロを移動したわけではないため、人的消耗は少なく、ライン川流域に住む様々な集団を吸収することができました。これはほかのゲルマン人の国とは違う特徴で、フランク王国が今後長く続く原因の一つとなります。

【東ゴート族の大移動】

東ゴート族「なんとか、ローマとゲルマン人の連合軍でフン族追い払って、自由なったで!!」

東ゴート族「ふぁっ(‘’Д’’) 西ローマ帝国征服して調子に乗ってるオドアケルってやつをシバいてこいってか!?」

東ゴート族「ええでwwやったるわwwwwwww」

オドアケル「支配されてたはずなのにこいつらつええwwwww」

東ゴート族「イタリア半島ゲットだぜ!」

451年のカタラウヌムの戦いでフン族はローマ帝国とゲルマン人の連合軍によって滅ぼされ、支配されていた東ゴート族は自由になります。東ゴートの王テオドリックは少年時代に10年間人質としてコンスタンティノープルで生活していたのもあり、476年にオドアケルが西ローマ帝国を征服すると、488年にゼノン帝の要請により西に進出します。結果、テオドリック王率いる東ゴート族はオドアケルを破り、493年以降ラヴェンナを都にイタリア半島を支配します。しかし、この東ゴート人によるイタリア半島の支配は長く続かず、555年に東ローマ帝国のユスティニアヌス帝によって滅ぼされてしまいます。

【最後の大移動 ランゴバルド族】

ユスティニアヌス帝「いや~東ゴート族の追い出しに手伝ってくれてありがとう!」

ランゴバルド族「ン?感謝する必要ないで??お前らにも出てってもらうから( ^)o(^ )」

ユスティニアヌス帝「!?」

東ゴート族がいなくなったイタリア半島はユスティニアヌス帝に協力したランゴバルド族が支配します。彼らは568年に東ローマの軍を追い出してしまい、ランゴバルド王国を建国しました。これが最後のゲルマン人の大移動となります。

【これらのゲルマン人の国々はどうなったのか】

西ゴート族「結構頑張ったんだけどなぁ・・イスラーム強いわwwまじでwwwwww」

711年にイスラーム勢力によって西ゴート王国は滅びます。

ヴァンダル族「くっそwwwwwユスティニアヌスに東ローマ帝王変わったとたん俺らに厳しくなったwwwコンスタンティノープル軍強いwwwwww」

534年に将軍ペリサリウス率いるコンスタンティノープル軍によって滅ぼされます。

ブルグンド族「前はフランク国の王と政略結婚する仲やったのに、そのくそ息子によって滅ぼされたww」

534年にフランク王国がブルグンド王国を滅ぼします。

フランク王国「ワイは続くでwwww」

このように多くのゲルマン人の国は東ローマや他のゲルマン人の国によって滅ぼされてしまったため長くは続きませんでした。しかし、フランク王国だけがこの時代を勝ち残ります。このフランク王国が西ヨーロッパ世界を形成していきます。

526-Germanic@824-min (1)

地図は526年のものです。そのため、ランドバルド族は乗っていません。また、この時代には、上記以外にも様々な国が興ったり滅んだりしていました。

【まとめ】

これから少しずつ中世ヨーロッパについて書いていくつもりですが、中世の始まりってどこからってところで迷いました。一般的に4~5世紀って言われてるけど、歴史学者によっては476年のロムルス・アウグストゥルスの退位だったり、メロヴィング1世のフランク王クローヴィス一世の治世(481-511)からだったり、さらに時代を遡って、ビビン三世の王位略奪(751)といろいろあるんですよね。。でも、私は広義的に考えて、ゲルマン人の大移動(432)から中世として書き始めてみました。この時代は中世ではないという人がいるかもしれませんが悪しからず。。

メロウィング朝とフランク王国の始まり

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