ゾロアスター教

【ゾロアスター教の衰退】

教徒「火は最高神アフラ=マスダの象徴らしい」

教徒「だから生まれた時からずっと火を絶やさずに頑張ってる」

教徒「でも、これ意味あるんかな・・ていうかめんどくさい。まじで」

教徒「それに、最近、祭司からの取り立ても苦しいしほんとやってられん」

イスラム教「よろしくにきー!(^^)!」

教徒「ひえっ。わいらのササン朝滅んでもたがな」

教徒「ゾロアスター教を国教にしてるササン朝が滅んだら、わいらはどうすればいいんや」

イスラム教「わいらウマイヤ朝は前までと違ってお前らを啓典の神と認めたるで」

イスラム教「ま、税金は払ってもらうけどな」

教徒「まじすか!?イスラム教徒は寛容やなぁ」

教徒「・・・・・・・・・・・・・・」

教徒「なんかイスラム教のほうが儀式も楽なんやなぁ」

教徒「平等も唄ってるし。改宗すれば奴隷も解放されるし税金も免れるらしいぞ・・・」

教徒「きっとササン朝が負けたのはイスラームが正しいからなんやな!!」

教徒「いちぬ~けた♪イスラムに改宗だぜ!」

イスラム教「計画通り」

【概要】

ゾロアスター教は、古代イラン人のゾロアスターが創始した宗教で、最高神アフラ=マスダを信仰する一神教です。また、火を崇拝することから拝火教とも呼ばれています。

【起源】

起源についてはゾロアスターが生まれた時代の仮説は大きく分けて二つあり、一つは前630年に生まれたという説と前1200年ごとに生まれたという説があります。また場所についてもイラン高原西部説からバクトリアと幅広いです(詳しく書くとめちゃくちゃ長くなるので省きます) どちらにしてもゾロアスター教は提示によって開かれた世界最古の宗教であって、仏教、キリスト教、マニ教など多くの宗教に影響を与えた宗教です。

 

【教え】

光明神アフラ=マスダと敵対する暗黒神アーリマンの二神が存在する二元論的世界観を教えています。多神教と間違えられやすいが一神教。昼と夜の交代も二神の抗争ととらえ、終末には救世主(サオシュヤント)が現れて、最後の審判が下されアーリマンが打ち負かされるとされています。このような世界観はユダヤ教やキリスト教にも影響を与えました

【祭儀】

火を扱った祭儀が多いのが特徴です。悪魔を払う、供物を焼くなど儀式では火が頻繁に使われたことから拝火教とも呼ばれています

【歴史的な出来事との関連】

ゾロアスター教はイラン社会に高度な倫理性をもたらしました。アッシリア帝国滅亡後にイラン高原を支配したメディア王国支配下でイラン人に広がり、イラン人が立てたアケメネス朝で広がっていきました。しかし、アケメネス朝はアレクサンドロスに滅ぼされてしまいます。(そのため、サザン朝でゾロアスター教が国教になるときにはアレクサンドロスはゾロアスター教で悪魔とされています。) その後ギリシア系国家セレスコス朝の時代によってゾロアスター教は存続の危機に陥りますが、再びイラン人の国であるササン朝で国教となります。しかし、その後イスラム教がイランに進出し、ニハーヴァントの戦いでササン朝が消滅し衰退していきます。

【なぜゾロアスター教は衰退したのか】

ざっくりというとゾロアスター教はイスラム教の普及によって消滅してしまいます。しかし、ササン朝がイスラム教に滅ぼされる頃のゾロアスター教徒は多くの税金や複雑な儀式によって苦しんでいました。さらに、教徒を導くはずの祭司もお金や権力に目がくらみ、汚職が蔓延しているという状態でした。そんななか、イスラム教の侵攻が起こり、ゾロアスター教を国教としていたササン朝が滅んだのです。イスラム教は、ユダヤ教やキリスト教と違いゾロアスター教を啓典の民と認めませんでしたが、ウマイヤ朝のときに敬意を払いゾロアスター教を人頭税の支払いを条件として、その信仰を認めました。つまり、強制的な改宗はなかったのです。そのため、イスラム教の平等な教えや、ゾロアスター教と比べて比較的楽な儀式や行事に魅力を感じたり、税金がなくなることや奴隷から解放されることを目的に多くの人がイスラム教に改宗していきました。こうしてイラン人の多くがイスラム教となっていき、ゾロアスター教は衰退していきました。

【ゾロアスター教まとめ】

久しぶりに記事書きます。拝火教・最後の審判など教科書に載ってることはおさらい程度に書いて、教科書には載っていないゾロアスター教の衰退について詳しく書いてみました。数多くの宗教に影響を与えているので、重要なポイントは押さえておきましょう

koukoku 4tume
mokuji

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