キューバ危機(3)

【第一の書簡】

フルシチョフ「親愛なるケネディ君へ。平和って大事やと思うねん。このまま俺たち大国が自国の利益だけ考えたら大変なことなってまう。それはわかるやろ?」

フルシチョフ「わしの提案はこうや。ソ連はミサイルを全部片付ける。アメリカはキューバの封鎖を解いて、侵攻しないって約束する。これでお互い平和になると思わへんか

?」

ケネディ兄「LOVE&PIECE最高!!!!(*^▽^*)」

10月26日の午後六時ごろ、ホワイトハウスにフルシチョフからケネディに宛てた長い書簡「第一書簡」が届きました。「第一書簡」の内容は「キューバの兵器の撤収と破棄の約束を条件にアメリカ側の海上封鎖の取りやめとキューバ侵攻をしないことの要求」と「世界平和のためにお互いここは妥協しよう」というのが主な内容でした。ケネディはこの「第一書簡」が事態の改善につながると期待しました。

【第二の書簡】

フルシチョフ「あ、でもトルコのミサイルも撤去しろよww」

ケネディ「ふぁあぁああああああっく!!!!!!!!!」

しかし、第一の書簡から13時間後に届いた「第二の書簡」は「第一の書簡」と比べると非妥協的でそっけないものでした。「第二の書簡」はキューバのミサイル撤去の条件として、アメリカがトルコのミサイルを撤去しなければならないという内容でした。アメリカはこの条件を簡単には受け入れることはできませんでした。なぜならもし受け入れたならば、アメリカがソ連の「核の脅迫」に屈したことを意味し、NATOの加盟国との関係が悪化するのが確実だったからです。

【追いつめられるケネディ大統領】

ソ連兵「アメリカの偵察機撃ち落としたったwww」

ケネディ弟「これは爆撃だな(*^▽^*)」

アメリカ軍最高司令「そうだそうだ<`ヘ´>」

ケネディ弟「大統領決断を!!!」

ケネディ兄「おれは・・・・・・・・・・・・・・」

10月26日の午後15時35分にアメリカの偵察機U2がキューバ上空でソ連兵のミサイルで撃墜されパイロットが一人なくなりました。ケネディ大統領は「第二の書簡」と「U2の撃墜」という二つの出来事によって世界の歴史を変えるような選択を速やかに決断するよう求められました。

【書簡に対するケネディの答え】

ケネディ兄「キューバのミサイルを撤去するなら、キューバの軍事侵攻は行わない。海上封鎖もやめる。約束だ。」

フルシチョフ「トルコは?」

ケネディ兄「NATOの配慮も考えなければならない。だから公式では認められない。でも5か月以内には撤去しよう」

フルシチョフ「そうか・・・・・わかった・・・・・・・・・」

フルシチョフ「・・・・・・・・・・・・・・・・ケネディ君を信頼するで」

フルシチョフ「てっしゅううううううううううううう!!!!!」

ケネディはミサイル撤収の条件をのみ、海上閉鎖を解き、キューバに軍事侵攻しないことを約束しました。トルコのミサイル弾頭についても、NATO側の配慮を考え、公式に認めるわけにはいきませんでしたが、約束通りトルコのミサイルを撤収しました。実はこのときケネディ同様、フルシチョフも重大な決断を下さないといけない立場にいました。U2撃墜はフルシチョフが命令したことではなかったのです。ケネディの先を考えた英断にフルシチョフも安堵したに違いないでしょう。ケネディ、フルシチョフともにこのまま意地を張り合えば全面核戦争になることはわかっていました。お互いに破滅は望んでいないのです。こうして、世界滅亡の危機「キューバ危機」は回避されました。

【キューバ危機でのカストロ】

カストロ「後半、出番なかったやん( ゚Д゚)」

キューバのカストロはアメリカとソ連が世界滅亡をかけた取り決めをしている間、ほとんど蚊帳の外でした。カストロはキューバのミサイル撤去という米ソ間の密約に激しい怒りを示しましたが、ソ連は約束通りミサイルを撤収しました。

【キューバ危機まとめ】

キューバ危機とは「人類が一番滅亡に近づいた日」だといえるでしょう。1962年のその時、キューバをめぐる米ソの動向を世界中が見守っていました。キューバ危機が回避できた大きな理由はケネディ、フルシチョフともに「相手側が破滅を望んでいない」という芯を確認できたことだと考えられています。つまり、お互い全く違った政治体制を持っていた二つの大国でしたが、相手の「滅亡を望んでいない」という核心部分を共通したことによってお互いを理解したことが、世界滅亡へのカウントダウンを止める要因になったのです。もし国の核心部分が「滅亡を望む国」と「滅亡を望んでいない国」だったなら違った歴史になっていたかもしれません。キューバ危機は「核の恐ろしさ」と「自分と相手の国のルールの認識の大切さ」を後世の私たちに伝えた大事件だといえるでしょう。

フィデルカストロ1

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